SINAPSのメンバー紹介第5弾!~中村芽莉さん~

SINAPSメンバー紹介も第5弾では、中村芽莉さんにインタビューをしてきました。中村さんは、学生時代SINAPSで、イベントの広報やSINAPSのSNSを管理運営をし、今は、IT企業で活躍をされている方です。
それでは、お話をうかがってみましょう!

まずは、自己紹介をお願いします。

【自主研究関連】
大学3年のときに第5回サイエンス・インカレに出場しました。自主研究は大学1年の時に始めました。たまたま私の大学では1年生のうちから自主研究を推奨しており、単位認定もされたことはラッキーだったと思います。

(生物学自主研究参照 https://www.biol.se.tmu.ac.jp/intro.html

【SINAS会員としての活動】

・大学院生になってからは、SINAPSジャンボリーでイベントの広報とSNS管理を担当しました。

広報をしたSINAPSイベント

中央部 SINAPSという紙を持っているのが著者

・サイエンス・インカレのアンバサダーも2回担当しています。

・ジャンボリーと呼ばれる定期的な研究交流会では、大学院進学や企業就職に関する相談に乗っています。

・最近では、SINAPSとして行っている中高生の自主研究のアドバイザーをしました。

【出身校】

出身高校は東京学芸大学附属高校、大学は東京都立大学の生命科学科、大学院は東京都立大学人間健康科学研究科ヘルスプロモーションサイエンス学域です。

今は、IT企業で人事コンサルタントの仕事をしています。

サイエンス・インカレでは、どのような発表をされましたか?

サイエンス・インカレでは、動物が効率よく学習するためにはどんな環境が適しているのか?というような研究をしていました。少し具体的には、キイロショウジョウバエが好むにおいと嫌がるにおいを探し、それらを嗅ぐ前と後に学習させると、どういう条件の時に学習効果が高くなるか?という研究です。発表形式はポスター発表でした。

なぜ、SINAPSに入会されたのでしょうか。

入会、と言ってもサークルのような感じで好きな時に参加できたためです。

私がサイエンス・インカレのOBOGさんと初めて関わったのは、インカレの前夜祭(インカレの前日に行われる夜ご飯会)でした。

会場には、それぞれ研究の専門性・強みをお持ちの先輩方が多くいらっしゃり、しかも総じて優しく接してくださいました。

当時、私は大学3年で飛び級予定だったのですが、ちょうど飛び級について意見を聞かせてくださった先輩もいて、背中を押してくださりありがたかったことも覚えています。


下列一番右が著者

一緒にインカレに参加する友達は他大の子が1人しかいなかったのですが、OBOGの方のおかげでリラックスすることができました。そのため、今度は自分が不安を持つ後輩や、インカレに興味を持ってくれた後輩の方々のために何かサポートをしたいと思うようになりました。

SINAPSで定期的に行われる研究交流会(ジャンボリー)では、自分の生命科学の視点や社会人としての視点を生かしつつ、会員の学生さんがどんな研究をしているのかを知れることが楽しいです。

サイエンス・インカレやSINAPSは自分のキャリアに活用できましか?

はい、活用できていると思います。

一番活用できているのは、「リケジョ」「学生の研究支援」というタグ付けかな、と思います。会社の先輩にも、「中村さんはリケジョ」「何かとハエって言っておけばOK」みたいに思われています。笑

そして、リケジョに関するイベントごとでは声をかけてもらえることが多く嬉しいです。

研究の着眼点は、仕事を進めるうえで必要になる着眼点と似ているところが多いと感じますし、SINAPSで学んだ広報する力や人脈の力は、今でもダイレクトに役立っているはずです!

サイエンス・インカレの先輩特集(https://science-i.mext.go.jp/interview04.php)でも書いたのですが、現在はSINAPS以外のコミュニティにも属し運営を担当しています。その中で、社長やマネージャー陣から最高レベルの活動だと評価を受けることもできました。

今後も、SINAPSの活動と他の活動を両立していく予定です。

(写真 立教大学理学部による女子中高生向けプログラム「チャレンジ・ラボ 第2回会社見学&交流会 日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)」https://www.rikkyo.ac.jp/closeup/whyrikkyo/2019/mknpps000000u5eb.html から引用)

最後に自主研究をしている学生に一言お願いします。

SINAPSの活動に参加するのに、お金は必要ありません。

研究が好き、実験が好き、理系の話したい、など、メンバーにはいろんな人がいます!

海外で研究をしている人や、国から研究資金をもらって研究をしている人もいたりします。

「こんな人とつながりたい」「自分のこの研究にアドバイスが欲しい」「この分野に強い人、紹介してほしい」などの理由でWelcomeですよ~!

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