2017年9月22日に、SINAPS第1回サイエンス・インカレ成果報告会を、文部科学省情報ひろばで開催しました。

サイエンス・インカレは、文部科学省が主催し、サイエンス・インカレを応援しているサイエンス・インカレ・コンソーシアム(SIC)の支援によって開催されています。

サイエンス・インカレは、大変すばらしい大会では、ありますが、
実際に参加する学生目線の考え方や、サイエンス・インカレを出場した感想などを共有することで、より素晴らしいサイエンス・インカレ、ひいては、日本における自主研究が活発にできる環境づくりにつながると考え、サイエンス・インカレOGOBが主な構成メンバーであるSINAPSが、サイエンス・インカレ成果報告会を開催することにしました。

サイエンス・インカレ成果報告会は、あくまでも自主研究を経験し、サイエンス・インカレに出場した学生たちの目線で、サイエンス・インカレやSINAPSの活動内容、それを受けた成果報告、そしてサイエンス・インカレ関係者とのディスカッションを行います。

1.SINAPSからの発表

SINAPSからの発表として、以下の学生が発表を行いました。
(所属、役職は当時)

サイエンス・インカレ成果報告会について大阪大学大学院 SINAPS初代代表
岩切 秀一
SINAPS活動報告大阪大学大学院 SINAPS代表
生田 遥
サイエンス・インカレ・アンバサダー活動報告宇都宮大学大学院 広報部門長
林 美沙
Jamboree開催報告横浜市立大学 国際総合科学部
大野 周平
東北大学 大学院
日置友智

2.サイエンス・インカレ・ファイナリストからの発表

サイエンス・インカレに出場した、ファイナリストからは2名の学生が発表を行いました。
第6回サイエンス・インカレで、文部科学大臣表彰を受賞し、欧州での海外研修に参加した、徳永さんと、サイエンス・インカレで発表をした森田さんです。

優秀者海外研修参加報告山梨大学 工学部
徳永 翔
サイエンス・インカレ発表研究の発表東京農工大学 工学部
森田 菜未来

3.ディスカッション

サイエンス・インカレや、日本での学生の研究を推進するために必要なことについて、参加者でディスカッションを行いました。
今回は、サイエンス・インカレ主催者である文部科学省、SICから、公益財団法人荏原畠山記念文化財団様、東京エレクトロン様、HUAWEI様、公益社団法人日本技術士会様、そして、SINAPSメンバー、サイエンス・インカレ発表学生が参加をしました。

学生からは、学部1年生から学部4年生までの間に研究をしたくてもできない、ここが支援できたら、サイエンス・インカレへの出場やより深い研究ができるといった意見がでました。それに対して、企業から大学へのアプローチやSSHとの連携の方法などについてディスカッションを行いました。

4.最後に

成果報告会では、サイエンス・インカレの主催者である文部科学省やSICと学生が直接ディスカッションを行うことができました。大変貴重な機会でありましたが、自主研究を行ってきた学生の率直な意見とイベント主催者が議論を交わし、考えを共有することで、今後の大きくつながっていくと考えています。
会場の提供や様々な準備にご協力をいただきました、文部科学省、今回参加していただいた、サイエンス・インカレ・コンソーシアムの皆様に厚く御礼を申し上げます。
SINAPSでは、今後も同様の企画を開催していきたいと考えています。

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